2015年09月12日

河野一郎理事長が退任へ

 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場となる新国立競技場が白紙撤回されたことを受け、事業主体である日本スポーツ振興センター(JSC)の河野一郎理事長(68)が任期満了に伴い今月末で退任する方向であることが11日、分かった。政府関係者が明らかにした。事実上の引責辞任で、政府は後任人事として経済界やスポーツ界から数人に絞って人選を進めている。

 新国立競技場の総工費を巡っては、当初の1300億円から最終的に倍近くの2520億円まで膨らむなど見積もりの甘さや、ずさんなコスト管理が批判を浴び、安倍晋三首相が7月に計画を白紙撤回することを決定した。国際的な人脈がある河野氏の手腕は評価が高く、当初は続投が既定路線だったが、政府や自民党内からも更迭を求める声が上がり、退任は避けられない情勢となった。文部科学省内に設置された検証委員会は16日に責任の所在などこれまでの経緯を公表する予定。

 河野氏は16年夏季五輪開催を目指す招致委員会の事務総長などを経て、11年10月にJSC理事長に就任。現在1期目を務めていた。催情剤
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Posted by evasann11 at 15:41│Comments(0)
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